メモ

平成17年度出稽古ゼミ総まとめ

僕の所属する講座*1では、毎年夏休みの末に大きな行事があります。それが出稽古ゼミと呼ばれる卒論中間発表会で、僕たちはそこで現在までの研究の経過をPowerPointやレジュメを使って他の研究室の教授に見てもらい、批評を頂きます。 自分たちの専門以外のひ…

で、今日はなんの締め切りかと言うと、

30日に迫った大きなゼミのレジュメを、院生のお二人に確認してもらうことになっているのです。前回の発表ゼミでの反省点を元に、とりあえずでも方向性を明らかにしないと進むものも進まないのですよ。 で、一応形にはなったのですが、問題点は、・いかんせん…

終了のホイッスルー

ひととおり、前期の試験が終了しました。これで後方の憂いはなし、夏休み中は最後の夏を卒論漬けで送ることができそうです。 これから院生のY本さん、Sさんのセミナー発表の準備のお手伝いですよ。 さて、ひどくどうでもよい話なのですが、ひと昔前のメロデ…

川の中の火花

・早い段階でサクラマスの産卵床の規模、条件などを整理、頭に叩き込む。 ・砂防ダムという調査地の環境を活かす為にはどのような手法をとればよいか? ・文献によると20mm、75mmの砂礫の有無によって産卵床の出現頻度が優位な差を持つとあったが、ではその…

以下、指摘された事項とメモを。 ・「はじめに」を書かなくちゃ。タイトルもつけなくちゃ。 ・基礎調査(産卵床調査に入る前の砂礫・河床調査)をいつまでに終わらせるか。 →日程的な限界。「同じデータを別の視点から」が理想。 ・予備調査(現在の調査)に…

その外。

Nの卒論テーマ案、「早田川の源流池の調査」について。 O久保先生「(ひととおり説明を聞いた後)……大変だなぁこりゃ。 で、これ分かったら世の中どう良くなるの?*1」 N「あ、ならない……と思います」 一同大爆笑。「ならないのかよ!」 その源流池に生息す…

ちょっと、離れて。

巡回先のひとつ、ある女性のブログを読んでいるうちに、色々と悶々としてきたのでメモしておこうと思います。卒論とは全く関係ないので、読み飛ばしてくださって結構です。きっとまとまらないし、内容も文体もぐしゃぐしゃになるだろうから。 「自分に何がで…

どんよりと。

曇り空でも、暑いものは暑いのです。 梅雨入り宣言が出て随分になりますが、明日からは少し雨が降るようですね。やっとか。明日からの予定は、 ・月曜:立谷沢へ調査(ドジョウ)……多少なら雨天決行 ・火曜:早田川へ調査(Y口、Gちゃん)……雨天の場合英文ゼ…

問い掛け

就職活動のような、自分の将来を確実に決定づけるものに取り組むのは初めてではありません。これだって受験のようなものです。ただ、そこで求められているのはただお勉強ができるか否かということではない、と聞きます。 自分には何ができるか。これは、僕が…

以下、調査方法について羅列。

基本的に押さえておくべきこと ①淵と瀬の個数 ②流域の横断面の形状(凹凸) ③流域の縦断面の形状(勾配)この3点に砂礫を加え、産卵床条件の判断基準とする。 調査方法 まず調査地の流域の中から、特徴的な流況のある地点(産卵床に適していると思われる流況…

はてなキーワードに「サクラマス」「ヤマメ」「イワナ」をとりあえず登録しました。とはいっても生物学的に詳しく書いた訳ではないので、必要であればおいおい詰めていこうと思います。

今後の動向

・写真をアップ(現在寄りぬき・縮小・ページ作成作業中) ・(暇を見て)小説を。いい加減に暖めているお話を形にしたい。 ・このブログの取る立場(情報公開を含めて)を明確にする。

そろそろ分かってきたこと。

・調査中はあまりお腹が空かないので、持って行く食料は行動食と、お昼にはおにぎりひとつで十分。 ・調査中、一番調子が出るのは徹夜明け(もしくは寝不足)での午前中、10時から12時までの間。体調もテンションもこの上ないが、午後になると体がテンション…

ヤマザクラについて

出っ歯のひとのことを「ヤマザクラ」と呼ぶことがあるそうな。ハナ(花、鼻)よりハ(葉、歯)が先に出るからだとか。 確かにソメイヨシノが花を散らせてから葉を開くのに対し、ヤマザクラは葉っぱをつけてから花を開くなぁ。昔のひともうまいこと言うもんだ…

ホトケドジョウの生息条件

O久保教授が昨日捕って来たそうで。 湧水が絶えない 水深が4〜5cm以上(深すぎても駄目) 水のきれいな渓流部、もしくは田の用水路 流速が遅い ホトケドジョウはシマドジョウやドジョウと違って、水槽に入れるとよく泳ぐので見ていて楽しいです。

河床の調査について

サクラマスがどういった環境を選んで産卵床を作るのか →条件として考えられることを列挙してみると… ・河床の砂礫の状態(親指大→サクラマスが掘ることができる程度) ・水深、流形、流速、河川勾配(水深は最低でも体高以上(30cm)。速すぎず遅すぎず?) …

聞き伝え

卒論調査について ・どんな方法で河床の砂礫を採取するのか ・どれだけの量を、どういった条件で(河床の固さ、深さ、位置など)取るのか ・どう整理するか(乾燥重量や砂礫の大きさなど) ・採取を行う面積の単位は? 雪融けが終わるまで川には行かない。無…

やることのまとめ

夏までに調査地の河床調査を行い、河川の地図作成(瀬や淵などの位置も)、砂礫の状態、河川勾配などのデータを揃えておく。 砂礫の大きさ(親指大?)、水深(最低でも体高程度)、河床状態など、サクラマスが産卵床をつくることができる条件をある程度具体…

これからの予定

赤川とその支流の地図を手に入れる。 5月連休明けまでは雪融け水で増水して川での調査が困難なため、文献の収集と読み込みに専念。 河川環境学という分野では仮説検証という手法が使いにくいため、事実検証になる場合が多い。手間はかかるけれど、視点が狭ま…

ごちそうさま。

魚道のすぐ上流に取水口がある場合、魚道を上りきった魚が誤って取水口に入ってしまうことがある。これを「迷入(めいにゅう)」というが、建設関係のひとはこの言葉をあまり使いたがらないらしく「侵入」「混入」なんて言うとか。 最上川には東京から川の暮…