以下、調査方法について羅列。

基本的に押さえておくべきこと

①淵と瀬の個数
②流域の横断面の形状(凹凸)
③流域の縦断面の形状(勾配)

この3点に砂礫を加え、産卵床条件の判断基準とする。

調査方法

まず調査地の流域の中から、特徴的な流況のある地点(産卵床に適していると思われる流況)をピックアップする。

①淵と瀬の個数について

→数える。可能であれば周辺の測量も行いたい。

②流域の横断面の形状について

流域の横断面をとり、河床の凹凸のあるポイント、もしくは5〜10cm程度の間隔で水深を計測する。
→河床の凹凸が数値で出る。

③流域の縦断面の形状について

②の下流1m程度の地点で、同じように水深を計測する。
→それぞれのポイントでの勾配が出る。

データの整理

②、③のデータから三次元グラフを作成、河床の凹凸と勾配を数値から得られたグラフで表現する。
→グラフを一次的なものと考え、さらにひとつの数値として捉える(別の地点と比較するため)。

「歩きづらさ」の指標として使えたりしないかな?

そして、今後の予定。やらなければいけないことは、

・踏査した際のスケッチを元に調査区域の流域地図を作成
・詳細な調査を行う地点をピックアップし、周辺を測量(レーザー使用)