で、今日はなんの締め切りかと言うと、

30日に迫った大きなゼミのレジュメを、院生のお二人に確認してもらうことになっているのです。前回の発表ゼミでの反省点を元に、とりあえずでも方向性を明らかにしないと進むものも進まないのですよ。


で、一応形にはなったのですが、問題点は、

・いかんせんデータが少なすぎる(踏査ばっかりしてた報い)
・数値化できないデータの重要度が高い(産卵床の条件が有るとか無いとか)
 →ポイント化
・出水前後の淵の環境条件が主なテーマになりそうだけれど、淵そのもののデータがあまりない(だから踏査ばっかりし(以下略))
 →砂礫の供給源という観点から、河岸材料の構成を調査する必要がある
サクラマス本当に遡ってくるの?
 →昨日釣りに行ったリプトン先生曰く「今年の早田川は駄目だわ」っておい!


などなど、数え上げればきりがありません。
結局僕にできるのは、とりあえず今あるもので「出水の有無に関わらず、安定的に産卵床を形成できるような周辺環境とはどのような条件であるのか」という論点に持っていくため、
・よりダムに近い&河岸が岩盤→ダムからも河岸からも砂礫の供給が無く、産卵床条件を満たさない
・ダムから離れている&河岸が砂礫→河岸が砂礫の供給源となり、出水の有無に関わらず産卵床条件が満たされる
という仮説をなんとかして証明したい所存であります。


ところで、「砂防ダム下流では砂礫の供給が少ない」っての、きちんとした論文を参考にする必要があるんだろうな、きっと。砂防ダムは砂礫や土砂の流出を防ぐものだから、当たり前といえば当たり前なんだろうけれど。



どうにもこうにもやりきれない気持ちが募っているので(研究室のソファで寝ている間抜け面を見るにつけ)、大学周辺の湿った朝の空気でも写真に撮って来ようと思います。行くぜPENちゃんEES。