河床の調査について

サクラマスがどういった環境を選んで産卵床を作るのか

→条件として考えられることを列挙してみると…
・河床の砂礫の状態(親指大→サクラマスが掘ることができる程度)
・水深、流形、流速、河川勾配(水深は最低でも体高以上(30cm)。速すぎず遅すぎず?)
・河床間隙水*1の有無(卵にとっては水の交換が最低条件のため)
・水中の酸素濃度(上記の理由から)
etc…

→それを証明するために行う調査は…
・砂礫を採取し、分布を確認する
・河床状態、流形、河床間隙水の状態などを示した地図を作成する
 (加えて湧水の位置を確認しておく→酸素濃度との関連)
・産卵期に産卵床の位置を調査し、上記の条件と照らし合わせる


実際の調査の際、具体的にどのような手法をとるかが決定していないのがネック。

*1:河床のさらに下、石や砂の間を流れる水のこと