2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

月末ですよ

北海道出身の僕から言わせると、北生まれの人間が寒さに強いと言う通説は嘘であります。ただ単に、「寒さに対する防護策を多く持っている」――言い換えれば重ね着がうまいとか、寒い日にはきちんと中に一枚多く着るとか、早めにコタツを出すとか――だけなのだ…

ログ

更新できなかった一週間の動向をダイジェストで。 18日 早田川秋の遡上祭り GPSを使い、流域の形状をパソコン上にデータとして落としてみようと試みる。GPSの機能を使い、歩いたところに自動的にポイントを落としたが、誤差が大きく、位置を自動計測する幅が…

秋の遡上祭りも終盤に

水商売の僕らが野外に出ることができる機会もだんだんと少なくなってきました。サクラマスやサケの遡上も終わりに近づき、魚影が減り、死骸が増え、その死骸も数を減らしつつあります。 本日は例によって梵字川合流部から第一砂防ダム区間までの踏査を行いま…

大変長らくお休みしてました

初めての方もそうでない方もこんにちは。前回の更新から一週間、卒論ブログとしてはあまりにも長すぎるお休みを頂いていました。調査に行ってデジカメを落としたり、調査に行ってデジカメを落としたりいろいろしましたが、とりあえず元気です。 という訳で、…

車と徒歩と

天候が懸念された今日は、4年生Y口の調査日です。砂防ダム下流部に生じるマンガンと鉄の流出について研究している彼は、頻繁に調査地である早田川にでかけて通称「水取り*1」と呼ばれる作業をしています。その場で簡単に水質を調べ、さらに水を持って帰って…

早田川秋の遡上まつり二日目

いつのまにそんな祭りが始まっていたのかは知りませんが、ともかく調査地の早田川はサケ科魚類の産卵期真っ只中。前回に引き続き、今日も合流部からの踏査を行いました。なお本日は県の水産試験場から研究員の方が二名おいでになり、その方々の調査に同行さ…

踏査の末に

僕の卒業論文のテーマはサクラマスの産卵床形成についてのものです。そのためには何が必要でしょうか。当然といえば当然なのですが、サクラマスが調査地に遡上してくることが必須条件なのです*1。で、産卵期真っ只中の本日、ついに遡上確認のための踏査が実…

遠出でもない。

隣県宮城は東北大学まで、技術士第一次試験を受けに行ってきました。 僕が受験したのは環境部門ですが、他にも建設や橋梁、機械工学などなど理系のほぼ全てと言っても過言ではない程の分野の受験者が一同に介していました。当然か。休憩時間に中庭で若者から…

いらさい

僕の所属する河川環境研究室とお隣の農地環境研究室とで、この10月から正式に研究室に配属された3年生の合同歓迎会を行いました。少し遅くなりましたが、この春から院生として来たY田さんの歓迎会も同時に開催されました。 材料の買い出しに出かけ、昨日から…

書を捨てよ、川へ出よう

実にひと月ぶりの演習林になりました本日の調査。佐渡島行きと出稽古ゼミによるヒキコモリ生活から明け、やっと自分たちのフィールドに戻ることができます。我らが担当教官リプトン先生の教えである「川に入らないと頭が腐るんだなぁ」を守るべく、僕らは今…

祭りのあと

出稽古ゼミの後はじめて研究室の面々が揃いました。十月と十一月の調査の日取りを決めるためです。先日のゼミでやらなければならないことが見えてきたとは言え、その全てをこなすわけにも行きません。残された時間で何が出来、何ができないか。この点を肝に…

平成17年度出稽古ゼミ総まとめ

僕の所属する講座*1では、毎年夏休みの末に大きな行事があります。それが出稽古ゼミと呼ばれる卒論中間発表会で、僕たちはそこで現在までの研究の経過をPowerPointやレジュメを使って他の研究室の教授に見てもらい、批評を頂きます。 自分たちの専門以外のひ…