秋の遡上祭りも終盤に

水商売の僕らが野外に出ることができる機会もだんだんと少なくなってきました。サクラマスやサケの遡上も終わりに近づき、魚影が減り、死骸が増え、その死骸も数を減らしつつあります。
本日は例によって梵字川合流部から第一砂防ダム区間までの踏査を行いました。上にも書きましたが、この一週間で死骸と魚影の数が目に見えて減っているのが分かりました。やはり遡上時期そのものが終盤を迎えているということなのだと思います。
水産試験場の方に同行させていただいた14日の調査のまとめが少し前に終わったので、なんとか画像データ化した流域図を持ち、淵や産卵床周辺の砂礫条件などを書き込みながら進みました。水温の関係で鮎足袋ではなくウェーダーを履いていたのですが、一度滑って転び、カメラを水につけてしまいました。今乾かしているところですが、果たして。

確認できた魚影はサクラマスが5匹程、シロザケが2匹。いずれも以前と同じ場所で見られた割に尾鰭が白くなっていなかったので、産卵前の個体であると考えられます。