さて、久しぶりに。

僕、ヒデヨの卒論調査で朝から早田川に行ってきました。梵字川との合流部から第一砂防ダムまで遡り、淵と瀬の位置の確認をしながら距離と淵の水深を計ってゆきました。参加メンバーはMさんを除くO久保班、もといアンソニー班の全員です。
最近調査らしい調査をしていなかった上、ここ1週間ほどハードスケジュール*1で調子を少し崩していた僕でしたが、川を歩くうちにだんだんと調子を取り戻してきました。

カメラを忘れたことに気付き、またテンションが下がりかけましたが、そこは持ち前の空元気でカバー。自分のための調査で凹んでいては話になりません。最終的に卒論で何を言いたいのか、という大前提をもう一度考え直す必要に気付かされました。早田川における粒度分布をやりたいのか、であればそのために何の調査が必要なのか、などなど。


第一砂防ダムまでたどり着いた後、一度車に戻り、今度はNの調査としてひとつひとつの沢でヨコエビを掬ってみることになりました。大滝沢、小徳沢、大徳沢、小荒沢、大荒沢、下ノ子沢、中ノ子沢、上ノ子沢を周りました。途中、院生のSさんがY本さんに飛びかかり水中に押し倒すという事件もありましたが、終始和やかなムードで調査は終了しました。写真はY口、Gちゃんからもらって後ほどアップします。


そういえば道の途中で、「院生はミミズのようなものである」という話が出ました。僕が楽しそうにはしゃぐ院生のY本さん、Sさんを見て、
「僕はこんな院生の先輩方の下でとても幸せですよ」と言うと、Sさんは
「いい院生がいると4年生がのびのび育つんだよ」と返し、それを受けてY本さんは
「ミミズがいると畑がいい土になるのと同じだな」と答えます。
僕ら三人は顔を見合わせ、
「……院生はミミズで、4年生が土か!」とうなづき合いました。僕はミミズのような先輩方を心から尊敬しています。(多少脚色してあります)

*1:豆アルバイト→朝から赤川で子どもを遊ばせる→その日の夕方米沢に出発し、少林寺拳法部の合宿に参加→翌日鶴岡に→翌日朝から夕方まで豆アルバイト→翌日昼まで豆アルバイトののち、昼から赤川で子どもに遊ばれる→捕ってきたイワナを燻製に→今日は朝から調査。こうして書き出してみると見事に遊んでいます。