島流し・鬼退治 二日目

ドジョウ筌回収!


いいお天気が続きます佐渡島
今日は川や農水路に仕掛けたドジョウ筌を回収し、ドジョウの採補を行います。筌は設置から24時間後に回収するということで、車で設置した地点を回りながら次々に回収してゆきました。
筌にはドジョウの他、ヨシノボリやバラタナゴ、サワガニが入っていました。
それにしてもすごい数です。ドジョウに比較的近い仲間の海水魚ゴンズイが群れを成して固まる現象をゴンズイ玉と呼びますが、まさにそんな感じです。多いところではひとつの筌に100匹近くも入っており、捕まえにくさ、面倒くささでストレスが溜まってしまいます。
採捕したドジョウは体長と体重を計測し、今後予定されている遺伝子試験*1のため鶴岡へと持ち帰ります。腸呼吸が可能なドジョウは他の魚と比べ、酸素が少ない水の中でも生きてゆくことができます。非常にタフな魚なのです。逆に密閉してしまうと酸欠になってしまうので、大きなビニール袋に水を空気を入れて口を閉じ、宿舎に持って帰ってから袋の口を開け、体長などの計測に移る……という手法を取りました。


ひたすらにドジョウ。そんな一日でした。途中のスーパーで買った200円のお弁当がやたらにおいしかったのを覚えています。

今日のよみがな


貝喰川かいばみがわ  ×貝喰川かいぐいがわ


外城川とじょうがわ  ×外城川そとしろがわ

*1:佐渡島には、トキの餌資源としてドジョウが放流された経歴がある。佐渡島に生息するドジョウの遺伝的な分布を調べることで、日本のどのあたりから移入されたのかが分かる可能性がある。