砲弾装填

徹夜したってテストはよくならないんで


卒論ゼミでした。O久保班のメンバーも全員揃い、調査の勝負どころ・夏休みに向けて各人が調査計画を練ってきています。
運悪く午前中の試験準備と重なってしまいましたが、僕も調査計画を立てました。争点となるのは砂礫の採取方法、そして河床の縦横断面形状測量の方法です。


■調査概要
・七月中(7/23,25,26,27のいずれか)に横断面・縦断面計測及び砂礫採取を一度行う。
・一ポイントより砂礫の採取、また計測距離(水面幅及び計測区間距離)を決定し、計測する。

■調査地点について
 ①早田川第一砂防下流
 ②   第一〜第二砂防間
 ③   第ニ砂防上流(砂防の影響がない対照区として設定)

■調査方法について
 1.砂礫の採取分析
目合345μm、口径25cm×25cmのサーバーサンプラーを用いて採取する。
→ふるいを用いて粒度分析を行う。サンプラー、ふるいの目の細かさについては文献(1を参照。
乾燥させ、ふるいが入手でき次第粒度分析を行う。

 2・3.流域の横断面の形状(凹凸)及び流域の縦断面の形状(勾配)
①②③の各調査区域において2点ずつ(計6点+淵があればその前後数点)、産卵床予測地点の前後10m(?)の河川縦断面を計測する。(2,3,4
→調査区域の長さと比較し、縦断面形状データのために必要な水深計測地点を、どの程度の感覚で取るか(文献では500mに対し8m間隔で約70本など)
横断面:水面幅を5等分する4点を取り、各地点で水深を計測する。
縦断面:調査区域内で1m(50cm?)毎に水深を取る。

[その他]
・とにかく一度取ってみる。
・粒度分析用のふるい、サーバーサンプラーの手配。


(1 矢部,卜部,村上,サクラマスの産卵環境特性の評価に関する研究,2004
(2 卜部,村上,中津川,サクラマスの産卵環境特性の評価,2004
(3 野上,渡邊,中津川,中小渓流における魚類の生息環境への配慮について,2002
(4 国土交通省 河川砂防技術基準


※参考リンク※
独立行政法人北海道開発土木研究所・環境水工部環境研究室
http://env-web.ceri.go.jp/index.htm
独立行政法人北海道開発土木研究所・河川研究室
http://river.ceri.go.jp/
面白い論文がいっぱい。