今日も今日とて

かがり火は夜のにおい


だだちゃ豆収穫のアルバイトでした。抜いた豆を束ね、軽トラに満載して倉庫まで帰る道すがら、僕は荷台で風を受けていました。遥か遠くには庄内砂丘と町を囲む山々、視界はほとんどが田んぼと豆畑で埋まっています。この夏の風景もこれで最後だと思うと少し泣きそうになりました。


昼頃豆をこいて*1いると、急に目の前がくらくらし始めました。あれ、おかしいな。あんまり激しい動きしてないし、ここは日陰だし。眩暈がするにはまだ早いのになー、なんて思ってふと横を見ると、軽トラが揺れていました。地震だと気付いたのはその一瞬後のことでした。機械の騒音があったとはいえ、もっと強いのが来ていたら古い倉庫ごとぺしゃんこだったでしょうか。もう少し、危機に対して敏感になりたいです。


ところで、先ほどから頭痛が治まらないので茹でておいた豆を食べたら、もっとひどくなりました。これはもしや豆アレルギー。熱闘甲子園見てさっさと寝ようと思います。*2

*1:豆を機械に通し、脱穀(というのかな。莢を枝や穂から取ること)することを指す。そばにいると機械の騒音で他に何も聞こえなくなる。

*2:ネタ流用してごめんなさい