降り止まない雨は末端から体を冷やすのです

最初はみんなこんなもんです。


生物環境学科の2年生を対象とした、「生物環境学実験実習」。鶴岡に来て間もない2年生のために、各教授がどのような専門を研究しているかを簡単に教える実習形式の講義です(多分)。
今日の講義はO久保先生の担当だったため、僕らもそのお手伝いをしました。あいにくの空模様だったこともあり、構内の大道堰*1で魚捕りをし、採捕した魚や水生昆虫の同定を行いました。僕はその脇で投網の打ち方講座を開きましたが、あまり好評ではありませんでした。


最初は水面をタモ網でかき回すだけだった2年生もウェーダーを履くと元気百倍、腿ほどの深さの水路をばちゃばちゃやりながら網を振り回していました。
結局ギンブナやモロコ、ザリガニ、そして婚姻色の出た20cm程度のウグイが捕れましたが、その同定に思いのほか手間取っているようでした。とりあえず、5cmくらいの小魚を見て「これマルタウグイじゃない?」というのは勘弁してほしいと思いました。図鑑の写真と照らし合わせるのはいいけれど、その脇の説明もよく読んで欲しいです。頭の形が全然違うでしょ!

*1:通称「資源川」。廃液が垂れ流しという噂もある、大学構内を流れる幅2mほどの水路。